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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2017/04/15

大志の指すところ

 羊ヶ丘展望台に行ってきました。
 30年近く前に、来道した高校時代の友人を案内して来たことがありますが、その後は覚えがありません。来たかもしれないのですが、記憶から飛んでいます。おそらく、「俗悪にまみれた観光地」などと思いくたしていたのでしょう。しかし最近になって、こういう場所のキッチュな空気を味わえるというか、再認識する心の余裕が出てきました。

 「丘の上のクラーク」です。
丘の上のクラーク像
 1976(昭和51)年、坂坦道作。背後から撮りました。

 きっかけは、先日新川を歩いたことです。
手稲山のクラーク
 手稲山のゲレンデに残る雪形を見晴るかしました。前に新聞で、これをクラーク博士と見立てた記事を読んだことがあります。それで、実物(銅像)を確かめてみる気になったのです。雪形は後姿に見えました。奇遇にも、前掲クラーク像の指さすところを地図上でずっと追っていくと、ちょうど手稲山腹の雪形に至ります。

 台座背部に刻まれている「建立協賛御芳名録」です。
丘の上のクラーク 建立協賛御芳名録
 芳名を麗々しく連ねるのはいかがなものかという向きもありますが、これのおかげで札幌の現代史に想いをめぐらすこともできます(末注)。名残物件です。五十音順で「板谷宮吉殿」から始まり、「雪印乳業株式会社殿」で終わります。板谷商船はついえ、雪印乳業は社名を変えました。
 岩澤靖、地崎昭宇、堤清二、中内功、久末鉄男、五番舘、北海道拓殖銀行といった芳名が、墓碑銘と重なる感懐を致します。そういえばクラーク先生は帰国後、鉱山会社を作って失敗し、晩年は不遇でしたね。

 注:2014.9.24ブログ http://keystonesapporo.blog.fc2.com/blog-entry-62.html 参照
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Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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