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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 新型冠状病毒退散祈願

2016/11/11

カクサボシ橋 追記(承前)

 明治時代、札幌で隆盛を誇ったカクサボシ新田商店。清田にあった「カクサボシ橋」と、どうつながるのだろうか。
 
 『新札幌市史 第二巻』1991年、第六編第三章に「新田織之助」の名前が出てきます。カクサボシ新田商店の二代目です。同書に、『北海道毎日新聞』1887(明治20)年10月25日~11月7日の記事に基づく「払下土地墾成調」の一覧が載っています(p.709)。これはかいつまんでいうと、1886(明治19)年に制定された「北海道土地払下規則」によって札幌周辺の土地の払下げを受けた者のリストです。「この中には官吏、華族、実業家、商人が名を連ね、多くの土地は“有勢者”に渡っていったことがわかる」(同)。その一人に新田織之助がいました。払い下げられたのは「月寒村」54,243歩の土地です。約18ha(1ha≒1町歩=3,000歩)。

 カクサボシ橋があったのは、現在の清田区清田1条1丁目あたりと思われます(本年7月27日ブログ参照)。その場所は、明治20年当時は月寒(つきさっぷ)村の村域です。ここからは私の想像ですが、カクサボシ橋は新田商店が払下げを受けた土地の名残だったのではないだろうか。
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≪ カクサボシ新田商店 その後ホームカクサボシ橋 追記 ≫

Comment

清田のアシリベツ川に架かる橋はほんと人名由来が多いですねぇ。
小さな橋などは地主さん個人で設営した橋なんかもあったりした名残なんでしょうか。

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keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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