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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 新型冠状病毒退散祈願

2015/06/21

南4条の軟石ビル 真相露呈

 6月11日ブログで記した南4条の軟石ビルの続報です。
 札幌建築鑑賞会スタッフのSさんから、このビルの真相が露わになったと伝えられ、早速私も現地を確かめに行きました。
 その前に、このビルに関する6月11日の私のブログ記述を、一部以下に再掲します。

 軟石の仕上げを見ると、もう少し古いように思える。大体昭和40年代に、こんな風に軟石をビルに積むだろうか。…と記してきて、ふと思ったのですが、これはもしかすると、ビルが建てられる前にあった建物の壁面ツラ一枚を遺したものではなかろうか。
 
 さて、露わになったビルの真相は、というと…。
南4条 Sビル 軟石露呈
 「壁面ツラ一枚」どころか、軟石建物がまるごとビルトインされていたのです。いわゆる‘内蔵物件’ですね(先例:ススキノの元「夢蘭」及び元「いもたこなんきん」)。

 建物の北側正面は…。 
南4条 Sビル 覆いシート
 本日時点で、すでに足場に白いシートがかかっていて、見えません。側壁から突き出ている軟石のみ、わずかに確認できます。

 6月11日に撮った足場だけのときの画像です。
南4条 Sビル 北側
 赤い四角で囲ったところがビルトイン軟石蔵の位置です。昭和な空気のビルに取り込まれていて、よもや内蔵されていたとは気づきませんでした。こんなことなら、足場が組まれる前にキチンと撮っておけばよかった。

 南側から見る、この露呈も、残りわずかな光景かもしれません。
南4条 Sビル ビルトイン軟石蔵
 昭和なビル本体は解体されてコンクリートの瓦礫になっていますが、この石蔵は解体工程の事情からか、まだ残っています。職人さんが一個一個手掘りで切り出して、手彫りで仕上げて積んだものであろうから、RC造のビルより手間ヒマかかっている。壊すのも容易ではないか。どうせなら、このまま遺して活用してくれたら、と一縷の望みを記しておきます。
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Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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