札幌時空逍遥
札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 新型冠状病毒退散祈願
2015札幌軟石まつり
昨日から「2015札幌軟石まつり」が始まりました。
本日は元石工さんによる石切りの実演です。
「野取り」(ノドリ)と呼ばれる工程です。
ヤマから切り出した軟石の表面の出っ張りを削って平らに仕上げる作業です。これを「野を取る」というそうです。石工さんが「マサカリ」と呼ぶ刃物で、「額縁」を取っています。
さらに、「野取りヅル」というツルハシで、ゴツゴツした表面をなだらかにします。
このとき、ツルハシの線がナナメに入ります。
古い蔵などの軟石の表面にできる「ツルメ」は、この作業の痕です。
画像は、東区丘珠町Yさん宅タマネギ倉庫。
これは、「金矢」(カナヤ)と呼ばれる刃を、楔のように打ち込んで石を割るところです。
四つの刃のアタマを、均等に叩く必要があるようです。
きれいに、半分に割れました。
札幌軟石(溶結凝灰岩)は、層理面(堆積する地層の水平面)に沿って割れます。
ちなみに、後ろの建物(ぽすとかん=旧石山郵便局)の軟石の表面は、小さな凹が無数にポツポツとできています。
石工さんによると、これは町場の職人さんによる別工程だそうです。
‘軟石博士’の岩本さんの話では、表面を綺麗に仕上げる‘飾り職人’の仕事です。
それだけ手が込んでいます。
2015札幌軟石まつりは6月の金土日、午前11時から午後5時まで、ぽすとかん(南区石山2条3丁目)にて開催。
地下鉄真駒内駅バス乗り場4番からじょうてつバス[12](定山渓、藤野方面行き)乗車、「石山中央」停下車、徒歩すぐです。来週6月13日(土)は、午後1時30分から岩本さんの案内による「石山タウンウォッチング」です。参加費無料、ぽすとかん前集合。
本日は元石工さんによる石切りの実演です。
「野取り」(ノドリ)と呼ばれる工程です。
ヤマから切り出した軟石の表面の出っ張りを削って平らに仕上げる作業です。これを「野を取る」というそうです。石工さんが「マサカリ」と呼ぶ刃物で、「額縁」を取っています。
さらに、「野取りヅル」というツルハシで、ゴツゴツした表面をなだらかにします。
このとき、ツルハシの線がナナメに入ります。
古い蔵などの軟石の表面にできる「ツルメ」は、この作業の痕です。
画像は、東区丘珠町Yさん宅タマネギ倉庫。
これは、「金矢」(カナヤ)と呼ばれる刃を、楔のように打ち込んで石を割るところです。
四つの刃のアタマを、均等に叩く必要があるようです。
きれいに、半分に割れました。
札幌軟石(溶結凝灰岩)は、層理面(堆積する地層の水平面)に沿って割れます。
ちなみに、後ろの建物(ぽすとかん=旧石山郵便局)の軟石の表面は、小さな凹が無数にポツポツとできています。
石工さんによると、これは町場の職人さんによる別工程だそうです。
‘軟石博士’の岩本さんの話では、表面を綺麗に仕上げる‘飾り職人’の仕事です。
それだけ手が込んでいます。
2015札幌軟石まつりは6月の金土日、午前11時から午後5時まで、ぽすとかん(南区石山2条3丁目)にて開催。
地下鉄真駒内駅バス乗り場4番からじょうてつバス[12](定山渓、藤野方面行き)乗車、「石山中央」停下車、徒歩すぐです。来週6月13日(土)は、午後1時30分から岩本さんの案内による「石山タウンウォッチング」です。参加費無料、ぽすとかん前集合。
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