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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2019/11/04

真駒内屋外競技場の聖火台の先には、何があるか?

 昨日ブログでお伝えした「札幌市児童生徒社会研究作品展」(第40回)の作品に、私は触発されました。否、触発という以上の、大きなインスピレーションをたまわったのです。

 インスピレーションはまず、ここに向きました。
真駒内屋外競技場 聖火台
 真駒内屋外競技場のバックスタンドに立つ聖火台です。柳宗理作(注)。

 先日来記してきたとおり、屋外競技場と屋内競技場は軸線上に配置されています(11月2日ブログ参照)。
空中写真2008年 真駒内屋外競技場 軸線 聖火台
 2008年空中写真で、その軸線を黄色の実線で示しました。
 これに対し、屋外競技場の正面(メインスタンド中心)とバックスタンドの聖火台を赤い実線で結びます。聖火台は赤い実線の南東端(画像上、右下)です。これは屋外競技場の正面中心線をなし、当然のことながらというべきか、黄色の軸線とは直交しています。いわば、もう一つの軸線です。
 
 聖火台から、このもう一つの軸線をまっすぐ伸ばしていったらどうなるか? これが私のインスピレーションです。赤い実線を、聖火台の反対方向つまり北西(画像上、左上)にずっと伸ばしていく。

 国土地理院空中写真(2008年)で直線を引っぱってみました。
空中写真2008年 真駒内屋外競技場からサッポロテイネスキー場
 画像右下端(南東端)が真駒内屋外競技場です。赤い実線を左上(北西)へ15.94㎞先まで引っぱると、あるモノにたどり着きます。

 現在図に照らすと、場所は「サッポロテイネスキー場」です。
現在図 真駒内屋外競技場 サッポロテイネスキー場
 画像左上端(北西端)です。前は「テイネオリンピア」と言ってましたね。
 
 そのスキー場の、たどり着いた先にあるモノを拡大してみます。
サッポロテイネスキー場 聖火台
 赤い矢印で示した先です。驚きました。これまた、1972年札幌オリンピックの聖火台です。

 興味おありの方は、地理院サイトで試してみてください。
 ↓
https://maps.gsi.go.jp/#13/43.041481/141.255169/&base=std&ls=std%7Cseamlessphoto&blend=0&disp=11&lcd=seamlessphoto&vs=c0j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1&d=vl

  真駒内屋外競技場の聖火台から正面を見晴るかすと、手稲山の聖火台がある。前川(國男)さんや高山英華先生は、両聖火台も長大な軸線で結んだのだろうか。

 注:芸術工学会のエクスカーションで真駒内を訪ねた日の夜、柳宗理をテーマにしたテレビ番組を観て、柳さんの事務所が前川さんの事務所ビルにあることを知った。
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≪ 札幌市東区役所の位置ホーム「子ども顔負け」の大人に、私はなりたい。 ≫

Comment

交差軸線とは恐れ入りました。当然手稲にも聖火台ありますよね。
しかしながら私は一時期週2ペースで頂上まで行ってたにも関わらず聖火台があるとの認識は全くありませんでした。
11/3の山道の記事も伏線だったのですね。いつもながら「縦の軸線」の延長で思考停止してしまい発展性がない我が脳が怨めしい限りです。

設計者は意図したんでしょうかねぇ。はたまたただの偶然か。永遠の謎ってとこですかね。
いずれにしろ結果的にかなり面白いですね。いずれ冬季五輪があるとすると確実にメディアに取り上げられると確信します。


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keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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