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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2019/08/25

古き建物を描く会 シュマ・オマ・プ行

 札幌建築鑑賞会「古き建物を描く会」第66回を催しました。
国道36号 「島松沢」バス停
 今回訪ねたのは、島松です。
 島松と付く地名は北広島市と恵庭市にあります。それもそのはず、両市の境を分かつのが島松川で、川が削る谷の一帯が島松と称されていたようです。JRの「島松」駅からは離れており、バスで札幌からは約1時間かかります。国道36号の「島松沢」停に降り立つと、「はるばる来たなあ」感が弥増します。5名の参加者が秋晴れを満喫しました。

 私たちは北広島側(川の左岸)の島松を描きました。
旧島松駅逓所 全景
 旧道沿いに「旧島松駅逓所」が遺ります(末注①)。旧道沿いというのが、ますますもってありがたい。

 写生後、恒例の青空展覧会です。
旧島松駅逓所 描く会 青空展覧会
 建物見学にも時間を割いたため、スケッチの時間が短くなってしまいました。案内してくださったガイドさんから私は初めての話を聴いたりして、面白かったのです。ともあれ、作品をガイドさんにも観ていただき、喜んでもらえました。
 
 今回のお目当ては、旧駅逓所もさることながら、加えて「島松軟石」です。
島松軟石 Hさん宅 旧宅
 現地で石工さんをしていた方の旧宅を拝観しました。

 玄関の楣(まぐさ)石に縁起物が彫られています。
島松軟石 Hさん宅 縁起物の彫り物
 2013年以来、6年ぶりに鑑みました。何度見てもほれぼれします。持ち主のHさんからも貴重なお話をお聴きし、実りの多いひとときでした。

 島松の由来となった「シュマ・オマ・プ」は、「石・ある・もの」の意だそうです(末注②)。

 注①:正確には、1994(昭和59)年から1990(平成2)年にかけて修復・復元されたものである。前掲画像左側約2/3の居宅及び客間は1873(明治6)年から1880(明治13)年、右側約1/3は明治天皇の行在所として1881(明治14)年に建てられたが、その後改変されてきた。私は建物が「有形文化財」に指定されていると勘違いしていたが、一帯が「史跡」としての指定である。
 注②:山田秀三『札幌のアイヌ地名を尋ねて』1965年、pp.153-155
 
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Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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