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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2018/10/11

月寒川と望月寒川 今度は流路の比較

 札幌建築鑑賞会の来たる10月12日、13日の「大人の遠足」2018秋の編では、月寒川の国道36号から羊ケ丘通りにかけての流域を歩きます。参加者には予習というか、一部ネタ晴らしになってしまうのですが、このあたりで月寒川はかつての流路から大きく改変されています(8月22日ブログ参照)。自然的蛇行から人工的直線化への改変です。
 なぜ、改変されたか。いわゆる治水対策であることは容易に察せられます。では、なぜ治水対策が必要であったか。土地に長くお住まいの方には自明のことかもしれませんが、札幌は人の流動が大きい都市なので、ともすれば記憶が薄れがちです。遠足を機に跡づけてみたいと思っています。

 ところで、札幌市の河川網図で月寒川と望月寒川を眺めてみました。
河川網図 望月寒川、月寒川
 今回は橋の名前のこと(9月24日ブログ参照)ではありません。
 青色でなぞったのが月寒川、水色が望月寒川です。今回の遠足で歩くところを赤い○で囲みました(方位は1時半の向きが北)。これは私の印象でしかないのですが、両河川を比べると、月寒川のほうが人工的改変度が大きいように思えます。ここでいう改変度は、言い換えれば蛇行が直線化された度合いです。立体的な改変(川床の掘下げや落差工の設置など)は度外視します。望月寒川のほうが自然的流路の名残を留めている、つまりくねくねしているように見えるのですが、どうでしょうか。
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≪ 大人の遠足2018秋の編、一回目を終えました。ホーム福住の力石 ≫

Comment

>両河川を比べると、月寒川のほうが人工的改変度が大きいように思えます。
>望月寒川のほうが自然的流路の名残を留めている、つまりくねくねしているように見えるのですが

1963年の航空写真と見比べるとその通りに見えます。
例えが幼稚になるのですが望月寒川は大まかな川筋はそのままで、番手の高い紙ヤスリや砥石で細かい凸凹をしゅしゅっとなめらかに仕上げてるのに対し、月寒川はプレス機で両側から軽く押し潰しました的な。
私の知る限り望月寒川には旧流路跡の道路や遊歩道的な物は無いと思うのですが、月寒川は上流から下流までいくつかありますよね。ここが現在目に見える顕著な証拠なのかなぁと。
一本も支流のない望月寒川と違い中流域でそれなりの規模の支流があり昔はもちろん今もなお大雨が降ると中流域で氾濫する月寒川はやはり大幅に流路を変える必要があったんだろうなと思う次第です。
ちなみに、月寒川の改修がいつ行われたのかわかりませんが昭和30年代にあった氾濫では旧国鉄千歳線沿いで川から西に5丁離れている所まで冠水したそうです。

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Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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