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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2018/10/10

福住の力石

 札幌建築鑑賞会「大人の遠足」2018秋の編を、9月12日、13日に控えています。
 2回で計62名のお申込み(スタッフを含む)をいただきました。定員は各回25名で、両日とも数名上回っています。抽選は忍び難く、全員の参加をお受けすることとしました。人数が多いと声が聞こえにくかったりしてご迷惑をおかけしますが、悪しからずお許しください。

 今回の遠足で歩くのは旧月寒村の「字六軒屋」と呼ばれていた地区です(9月21日ブログ参照)。

 行程上にある神社の前に「力石」が置かれています。
福住厳島神社 力石
 「二十八貫」と刻まれています。105㎏。 
 とある文献に道内で確認された力石のことが報告されていたのを思い出しました。世の中には力石を調べている研究者の方もいるのですね。現存のみならず、かつてあったが現在は不明のものも含めて説明されています(末注)。それを読むと、福住の本件力石は由来が比較的はっきりしているほうです。もともと二つあったそうですが、1960(昭和35)年頃、行方不明になったといいます。現在の一個は1971(昭和46)年、「福住開基百年」を記念して地域住民から新たに寄贈されたものです。行方不明の仔細は判りません。誰が、何のために持ち去ったのでしょうか。行方不明になったがためにまた新たに置かれたというのも、何かしら地元のこだわりが伝わってきます。

 下調べの過程で、この土地の生き証人の方に巡り会えました。「犬も歩けば棒に当たる」の例えどおり、現地を何度か歩いたことで得られた偶然のたまものです。畑仕事をされていた方に「このあたりでは私の叔父がいまや一番古くて、詳しいでしょう」と教えていただきました。そのYさん御年93歳は、前述の「福住開基百年」のときに記念誌を執筆された方です。力石にも挑戦されたことがあるそうです。力試しの実体験というのは、なかなか聞けるものではありません。さてYさんの若かりしときの結果は如何に…。遠足のお楽しみとします。

 注:高島愼助「北海道の力石」『北海道の文化』VOL.78、2006年、pp.51-66

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Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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