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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。

2018/07/08

北海道知事公館は“宝の持ち腐れ”か?

 昨日ブログの続きです。
北海道知事公館 ローン
 コラム筆者は、「道民財産」の有効活用のためには「発想の転換」が必要と述べます。こういう転換ができない私は、おそらくアタマが固いのでしょう。想像力も貧困なせいか、ここに24時間キャンプ場ができてローンにテントが30張り並ぶ光景が、思い浮かべられません。いつ行ってもテントが張られて誰かがキャンプをしている知事公館。私は逆に散策する気持ちが萎えてしまいます。
 ただ、日にちと時間を限定してこの庭園に野外レストランが設けられたら、行ってみたいなとは思います。英国の邸宅を彷彿させる洋館の前で、アフタヌーンティを楽しんでみたい。

 公共施設はすべからく集客すべし。異を唱えづらい空気を感じます。無用の長物に税金を注ぎこむわけにはいかない。宝の持ち腐れにあぐらをかいてはおれない。
 「そういうオマエも、旧永山武四郎邸・旧三菱鉱業寮を『もっと使え』と主張したではないか?」と言われそうです(本年6月23日ブログ参照)。しかり。私は20年前、税金が投じられる文化財について、もっと活用したいと願いました。
 しかし、“開基百年”の記念塔が老朽化して閑散としていることを問題視する報道(7月6日UHB番組「みんなのテレビ」-末注)に接すると、私はそこに強迫観念的ステロタイプを嗅ぎ取ってしまうのです。塔は近づかなければいけないものか。展望室に昇れないとダメか。そもそも記念碑的施設に展望機能は必須か。「遠くから眺めるモノ」では許してもらえないのか。

 注:旧栗沢町(現岩見沢市)の記念塔の展望室は老朽化して設備が更新されず、不気味な様子が映された。昇る人はほとんどいないという。滝川市の塔は、北海道百年記念塔同様、展望室が閉鎖されている。北海道新聞本年6月18日記事でも同様のことが報じられた。
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≪ 篠路町篠路の煉瓦造倉庫 ①ホーム無用の長物、宝の持ち腐れ ≫

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1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。

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