札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。

2017/11/11

市道官林北線 南線 東線 ③

 昨日ブログの続きです。
 明治初~中期、野幌官林が小野幌の鉄路南東側まで広がっていたと想定します。そのエリアを薄緑色の線でなぞってみました。
昭和10年地形図 野幌官林 想定 南線 想定
 実際どこまで官林とされていたか、一次史料の裏付けがないというそもそもの問題は措くとしましょう。それでも、問題は残ります。
 現在の官林北線、南線、東線に当たる道が確認できるのは、大正5年地形図です。小野幌の鉄路南東側が払い下げられた明治中期以前、これらの道があったかどうか。道ができたのが大正期以降だとすると、この一帯はもはや野幌国有林ではありません。あとになってできた道に、官林と付けるか。仮に付けるにしても、北、南、東の位置関係は不自然さが否めません。

 B説を考えます。
 一昨日のブログに、「南線は小野幌川沿いに官林東線まで伸びているよう」に見えるというコメントをいただきました。前掲図で、南線(橙色)の延長を破線でなぞってみました。野幌国有林の「南」という位置関係が納得できます。では「東線」(黄色)はどうか。東線は野幌国有林の東側に通じています。

 一昨日いただいたコメントには「試験場線の接続道路」ではないかというご指摘も含まれていました。試験場≒官林への道(赤色)の北、南、東に位置するそれぞれの道、という位置づけです。試験場線自体「試験場に至る道」という意味合いが強いので、説得力があります。
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1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。

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