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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2017/11/10

市道官林北線 南線 東線 ②

 市道官林北、南、東線の謎(といえるか?)について、考察します。
 昭和10年地形図に、該当する道を着色加筆しました。
昭和10年地形図 野幌国有林
 赤:試験場線 黄:官林東線 橙:官林南線 桃:官林北線

 二説、思いつきました。
 A当該道路の一帯も、もともと「官林」だった。
 B各道路の延長が、それぞれ野幌官林の北、南、東に位置する。

 A説は、小野幌の一帯が「官林」だったと考えたものです。『小野幌百年』1988年によると、小野幌の鉄路南東側は明治中~後期に払下げされています(pp.43-44)。北海道庁(当時)が有力者に土地を払い下げて開拓を進めた政策によります(末注①)。払い下げられる前は国有地でした(明治新政府が先住民を度外視したものだが)。官林の域内だった可能性もあります(末注②)。[つづく]

 注①:2016.11.11ブログ参照
 注②:松山潤「野幌原始林は残った」『叢書 江別に生きる10 野幌原始林物語』2002年によると、関矢孫左衛門が1892(明治25)年にしたためた書面に次のように記されている(p.72、引用太字)。
 御料林は石狩大原野の丘陵をなし白石、月寒、江別、対雁に跨り広茫数里四方にして樹林鬱蒼、水理を涵養し(後略)
 現在の野幌森林公園よりも広域だったと推測される。当時の村界は野津幌川なので、白石村まで御料林だったとすると、小野幌(当時江別村)もその中に含まれていたかもしれない。
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1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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