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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2017/10/17

時計台ナナメ向かいのビル 補遺

 昨日ブログに対して、「スタッフK」さんからコメントをいただきました。ありがとうございます。
アコム時計台前ビル 自社広告 1993年
 北1条西3丁目の消費者金融会社(以下「A社」という)の自社広告物について、私は昨日ブログで「自主的に撤去された可能性が高いと思われます」と記しました(画像は1993年撮影)。これに対しスタッフKさんは、広告物の撤去はビルの所有者が替わったことによるもので、「自主的」とはいえないのではないかというご指摘です。実は私もその可能性は一抹抱き、昨日のブログの末尾に「経緯はどうあれ」と言い訳的に入れました。
 結論的には、スタッフKさんが的を射ていると思います。ネットで調べたところ、本件ビルは現在「マルイト時計台前ビル」となっていて、不動産賃貸業の「マルイト株式会社」の所有となっているようです。A社が自社ビルを売却した際、広告塔を撤去し、その後現所有者が自社広告物を新たには設けなかった、といったところが真相でしょうか。札幌市屋外広告物条例によると、本件広告物のあるエリアは自家用でなくても設置は可能です。にもかかわらず撤去したのは、コストパフォーマンスかもしれません。かつてこのビルはほぼ全館、A社の店舗(貸金だけでなく、レンタル事業など)が入っていました。現在はそうではないので、派手に広告する必要性がないのでしょう。現所有者のマルイトもしかり。昨日ブログの末尾に記したA社への賛辞は贔屓目に過ぎましたか。

 ネットでA社のサイトを閲覧したところ、現所有者のマルイトとは同じ源流であることを知りました。A社の前身は、「マルイト株式会社」、その前は「丸糸商店」だったのですね。

 ところで札幌で「マルイト」というと、私はこちらのビルを思い出します。
マルイト札幌ビル
 北2条西1丁目にあるホテルです(画像は本年3月撮影)。
 この建物は2000(平成12)年、北海道営林局の跡地に建てられました。営林局時代の樹木を外構に遺したことなどが評価されて、2001(平成13)年、第10回札幌市都市景観賞を受賞しています。

 植栽帯の札幌軟石も古そうです(画像は2014年12月撮影)。
マルイト札幌ビル 外構 札幌軟石
 こういう会社なので、時計台前ビルもあえて自家用広告を立てなかった。と見るのは、これまた贔屓目でしょうか。
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≪ 札幌扇状地平岸面 洪水の記憶 補遺ホーム時計台のナナメ向かいのビル ≫

Comment

先日のコメントでは人違いならぬビル違いをしておりました、三京ビルは一つ北側奥のビルでした、申し訳ありません。

時計台の景観や建築など、まちの記憶が企業の努力や都市開発のなかで、一片でも残る余地があるなら救われる気がします。

札幌市民のまちへの意識もこれから少しづつ変わっていくのかもしれませんね。

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keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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