札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。

2017/09/11

北円山の戦前の風景

 今週末9月16日の円山地区散策(9月5日ブログ参照)に備えて、資料作りにいそしんでいます。今回見て歩くのは、北星学園旧宣教師館や知事公館、札幌市資料館といった比較的名だたる建物が中心と聞いています。にもかかわらず私は、「それ以外」の‘見どころポイント’を22箇所、想定しました。資料はA4サイズで10ページくらいになりそうです。私が想定した22個所のうち、当日歩くのは多くてもおそらく5~6箇所にとどまるでしょう。では何のために22箇所も取り上げたかというと、たぶんに自己満足です。
 あえて大義名分を付け足すならば、二つあります。一つは、円山(円山に限らないのですが)の地域を全体としてとらまえるためです。いうまでもなく、地誌を物語る物件は当日見る対象以外にもたくさんあります。当日歩いたところだけで満足するのではなく、後日あたらめて足を運ぶというモチベーションにしてほしいという思いです。
 もう一つは、郷土史の文献にまだ記されていない事柄を、できるだけさまざまな機会をとらえて記録(史料)として遺しておきたいということです。ほっておけば埋もれて忘れ去られる事柄も、遺せば歴史になります(なる可能性があります)。歴史を構成する史料となる可能性です。史料の価値は後世が判断すればよい。

 毎度のことながら、前置きが長くなりました。一つだけ例を挙げます。
 北円山に古くからお住まいのYさんという方に、昭和戦前期の絵を見せていただきました。
北円山 Yさん所蔵の絵 
 当時Yさん宅に下宿していた学生が、Yさんの自宅付近の風景を描いたものだそうです。Yさんへの聞取りで、現在の場所とも照合できます。
 管見の限り、この絵は一般には公開されていないと思います。昭和戦前期の北円山の風景を伝える一次史料になるのではないでしょうか。こういう史料の存在を、私は記録にとどめておきたいと思うのです。
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1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。

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