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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 新型冠状病毒退散祈願

2020/03/11

平岸霊園納骨堂 再考

 2月29日ブログに平岸霊園の納骨堂を載せました。

 その後、札幌建築鑑賞会スタッフNさんが、こんな物件もありますよと画像を送ってくださいました。
緑丘戦没者記念塔
 小樽商科大学にある「緑丘戦没者記念塔」だそうです。
 Nさんによると、竹山実氏の設計で1969(昭和44)年7月に竣工しました。

 あらためて平岸の納骨堂を鑑みます。
平岸霊園 納骨堂 正面 近景
 私は先のブログを「1970年代前半(昭和40年代後半)の建築とみました」と結んでいます。「何らかの建物が潜在的な前提にあるのでしょう」とも記しました。

 私の潜在意識下にあった「何らかの建物」を顕在化させます。
北海道百年記念塔 2018年
 1970(昭和45)年7月に竣工した北海道百年記念塔です。
 
 竣工に至る経過を時系列で記します(2018年2月6日ブログ参照)。
 1967(昭和42)6月   北海道百年記念塔 建設期成会設立。 設計を公開競技で決めることとする。
 同年10月         設計案の募集開始
 同年12月9日      最終審査の結果、井口健氏の案が「最優秀」に選ばれる
 1968(昭和43)年3月 北海道百年記念塔 実施設計立案(久米建築事務所)
 同年11月21日      北海道百年記念塔 起工式
 1970(昭和45)年9月 北海道百年記念塔 竣工 

 1967年12月に「最優秀」として期成会から発表された井口さんの応募案です。
北海道百年記念塔 1967年井口健応募図案
 期成会ではその後、建設を目指して、広く寄金を募りました(2018年3月25日ブログ参照)。
北海道百年記念塔建設募金ハガキ
 実物が完成する前に、これらの図案が世の中に膾炙した可能性もありましょう。
 
 ますますもって、平岸の納骨堂の建築年代を知りたくなりました。小樽と平岸の関係性も気になります。かねて平岸の物件をご存じのNさんにお訊きしましたが、Nさん曰く「はじめてみたときは私も衝撃で、ネットはいろいろ見てみましたがわかりませんでした」と。
 札幌市公文書館に行って、調べてきました。余談ながら、軒並み休館している公共施設にあって、市公文書館は開館している稀有な一つです。同館がもし閉ざされたら、私の時間旅行は大きな痛手を被ります。ここはいつ行っても空いていて、濃厚接触のリスクはとても低いことでしょう。このたびも私は3時間近くいましたが、職員の方を除いて、ほとんど私一人でした。今後もぜひ開けてほしいものです。
 それはさておき、平岸霊園納骨堂の建築年は…。
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keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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