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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2020/02/16

地下歩道と歩道橋の思想

 昨日ブログ末尾からの続きです。
 東8丁目アンダーパスと北海道熱供給公社の煙突の共通点。どちらも1971(昭和46)年、札幌オリンピックの関連公共事業として竣功しました。

 空中写真で本件アンダーパスを俯瞰します。
 1976(昭和51)年(地理院サイトから)。 
1976年 東8丁目アンダーパス
 黄色の○で囲ったのが地下歩道の出入口です。

 2008(平成20)年(同上)。
2008年 東8丁目アンダーパス
 高架化のため、鉄路が北側に移りました。
 出入口の屋根が1976年時よりも短くなっていますが、私には鉄路移設前のものがそのまま残されたように見えます。

 さて、1971年の作品といえば、こちらもそうです。
菊水歩道橋 俯瞰
 通称菊水の円形歩道橋。

 この歩道橋のことは、先に「なぜ六差路ができたか?」という視点で鑑みました(末注)。ただし、オリンピックの産物だということまでは及びませんでした。歩道橋が架けられた道道札幌夕張線も、オリンピック関連で整備された道路です。当時から札幌で生きてこられた方はご存じでしょうが、私には妙な合点がいきました。五輪という公約数で、東8丁目地下歩道出入口のフォルムと相通じる“時代の息吹”のようなものを感じてしまったのです。陳腐な括り方をするならば、“近未来”でしょうか。天空高く聳えた熱供給公社の煙突もしかり。

 時代の息吹といえば、この造形も近く姿を消しそうです。
北海道厚生年金会館 ディテール1
 こちらも1971年竣工。
 2018.10.8ブログで「1970年代前半、つまり札幌の政令指定都市移行、冬季オリンピック開催という時代の空気を表していたかにも見えます」と記しましたが、「時代の空気」も何も、これまた五輪関連そのものでした。
  
 注:2019.2.52.172.182.202.222.273.2ブログ参照
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keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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