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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 新型冠状病毒退散祈願

2020/02/09

セセッカに浸る

 UHB(8ch)みんテレ(15:50-)の「となりのレトロ」は、2月10日(月)にオンエア予定です。定山渓温泉(札幌市南区)を訪ねます。ご笑覧ください。
定山渓温泉 月見橋から下流を望む
 凍える冬をお湯につかって温まるのもいいかなと思って提案しました。新型ウイルスの流行で中国からの観光客が激減したとも聞きます。温泉街への応援も込めました。

 提案しつつ、定山渓のことを予習すると、知らないことに出くわします。そもそもなぜ、ここに温泉が湧き出たか? またまた泥縄で書物を漁ったのですが、ピタッとこないのです。定山坊が湯守を務めて以降の温泉街発展はつまびらかにされていますが、根本的なことが、意外とわかりません。これもまあ、私だけが知らないのかもしれないのですが。洞爺湖や登別のような、いかにも火山活動が活発なところで温泉が湧き出るのは、素人の私にも実感できます。しかし、定山渓はなぜ?

 産総研の地質図を観ます。
産総研シームレス地質図 定山渓
 黒い矢印で示した先が定山渓です。この一帯だけ、ほかでほとんど見られない色が塗られています。凡例によると、「閃緑岩・石英閃緑岩」です。地質の文献によると、豊平川の定山渓付近では石英斑岩が川床に露頭し、その割れ目から熱水が自噴していることがよく書かれています(末注)。
 温泉の湧出は、定山渓だけに(ほぼ)特有な地質と関係しているのだろうか。

 注:前田寿嗣『新版 歩こう!札幌の地形と地質』2016年、pp.112-113、戸苅賢二、土屋篁『北海道の石』2000年、p.32、『さっぽろ文庫4 豊平川』1978年、pp.83-84ほか
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keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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