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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 新型冠状病毒退散祈願

2020/01/13

手稲山の山頂 ②

 手稲山の稜線です(画像は昨年11月撮影、2019.11.17ブログ参照)。
手稲山稜線 山口緑地から遠望 
 山口緑地(札幌市手稲区手稲山口)から眺めました。

 撮影の位置と向きを色別標高図に示します。
標高220m未満から100mごと10色 山口緑地から手稲山遠望
 標高220m未満から100mごと10色段彩で作成、白抜き○が撮影地点、同じく白抜きの細い△が向きです。

 冒頭画像の山頂付近を拡大します。
手稲山 稜線 山口緑地から遠望 山頂付近
 黄色の矢印で示した先に、電波塔が林立しています。

 色別標高図で山頂あたりを拡大しました。
標高220m未満から100mごと10色 手稲山山頂あたり
 白抜き実線は札幌市手稲区と西区の区界です。おおまかに手稲山の北斜面が手稲区手稲金山、南斜面が西区平和に当たります。電波塔記号が位置するのは、大半が西区側です。前掲画像で見る山頂付近のスカイラインは、これまた大半が西区に属していることがわかります。区界線は、山腹の“中の上”あたりに引かれているのです。

 標高図の色分けを変えてみます。
標高940m未満から10mごと10色 手稲山山頂あたり
 標高940m未満から10mごと10色で段彩しました。画像のほぼ中央を左右に引かれている二点鎖線が手稲区と西区の区界です。標高940m以上のこれまた大半が、西区です。

 昨日ブログに記したとおり、手稲山の山頂(山の最高地点)をピンポイントで一等三角点「手稲山」の位置とみなしたとき、その所在地名は札幌市西区平和です。もう少し巨視的に山のもっとも高い「あたり」とか「一帯」という語感でみても、西区に属しているという印象を抱きます。
 手稲山山頂あたりで手稲区と西区を分かつ区界は、1989(平成元)年の分区前の「西区手稲金山」と同区「手稲平和」の町界に基づくものでしょう。その町界は、旧手稲町当時の「金山」と「平和」の字(あざ)界、さらにはその前の手稲村時代の大字「上手稲村」と同「下手稲村」の大字界、さらにその前の「上手稲村」「下手稲村」の村界に遡ります(末注)。分区のとき、区界は「手稲金山」と「手稲平和」の町界すなわち旧手稲町時代の字「金山」と同「平和」の字界で分かたれました。三角点の位置する手稲山山頂たる「西区手稲平和」は手稲区ではなく、「西区平和」(のまま)になったのです。

 注:『手稲町誌』1968年「札幌郡手稲村(大字三村時代)地図」ほか参照
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Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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