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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 新型冠状病毒退散祈願

2019/09/21

かわらぬものは古代文字

手稲郷土史研究会主催のバスツアーに参加し、小樽、余市に游んできました。
余市 シリパ岬 バス車窓から遠望
 バス車窓から遠望する余市のシリパ岬です。さわやかな秋晴れに恵まれ、海の青さ、空の青さが心地よく目に沁みました。

 余市で訪ねたのがフゴッペ洞窟です。
余市 フゴッペ洞窟
 上屋が掛かっている岩肌に、続縄文時代の刻画が遺されています。

 私はこの洞窟は未見でした。
フゴッペ洞窟 看板
 蘭島の海水浴場には昔行ったことがあり、また手宮洞窟のほうは近年何度か足を運びましたが、フゴッペ洞窟は初めてです。
 続縄文の洞窟刻画遺跡は国内でフゴッペと手宮の2箇所だけ(余市町発行のリーフレット)というのは、心をそそります。いや、続縄文は北海道だけなので、日本におけるこの時期の、というべきか。内地の弥生文化は竪穴住居が主だろうから、洞窟壁画はないか。

 すぐそばをJR函館本線が通っています。
函館本線 古代文字踏切
 「古代文字踏切」銘を確認できました。刻画の文字説が否定されていても、やっぱりここは「古代文字」でなくっちゃ。
 
 同行の札幌建築鑑賞会スタッフSさんに写真を撮ってもらいました。
函館本線 古代文字踏切-2
 「嬉しそうに写ってる」とSさんに呆れられつつ、大満足な私です。

 子どもの頃に流行った「小樽のひとよ」という歌の一節を思い出します。
 ♪二人で歩いた塩谷の浜辺 偲べば懐かし古代の文字よ♪
 今を去る四十年前の夏、蘭島の海岸を女の子と歩いて、満天の星空に感激しました。これはほろ苦い思い出です。
 鶴岡雅義の名曲の題には「小樽」と付きますが、ここでいう「古代の文字」は手宮ではなく、余市のフゴッペではなかろうか。ひとえに蘭島での個人的な体験を根拠に、歌われている「塩谷の浜辺」の雰囲気は、市町界をまたいでもフゴッペに結び付けたい。
 この歌が世に出たとき、手宮もフゴッペも「古代文字」説はもう有力ではなかったと思うのですが、「古代の岩絵」よりは「文字」なんだろうな。踏切銘で今もって健在のことだし。
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プロフィール

keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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