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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2018/09/04

「百年記念塔 解体へ」の「へ」

 本日の北海道新聞夕刊1面に、「百年記念塔 解体へ」と報じられました。
道新記事180904夕刊(百年記念塔)
 小見出しには「道方針 跡地にモニュメント」とあります。

 本来的には、今後道民に意見を聞く「パブリックコメント」を経て決まるはずなのですが(末注)、前掲記事にはそのことには触れられていません。タイトルや小見出しからは「解体」が決定事項であるかのような印象を受けます。タイトルの「解体へ」の「」がミソなのでしょう。
 
 先月下旬、本日の報道を予感させるベタ記事が出ていました(8月23日道新朝刊)。
 道新180823朝刊(百年記念塔)
 タイトルは「百年記念塔の安全性に懸念」、小見出しに「検討会議で有識者指摘」です。
 
 前日開催された有識者の検討会議を報じたものですが、主な内容は鉄骨構造の専門家による指摘でした。「道は、公園内の北海道開拓の村と北海道博物館も含めた3施設の存廃や活用方法の構想を年内にまとめる」と締めくくられています。短い記事の構成からして、百年記念塔の「存廃」や「構想」の方向性が暗示されたかのようです。
 
 しかし、北海道の公式サイトには、本日時点で前掲道新夕刊記事を裏付ける担当部所の説明は載っていません。
 本日夕刊の記事本文をよく読むと、次のように書かれています。
 道は年内に、公園内にある記念塔と北海道開拓の村、北海道博物館の再生構想をまとめる方針。近く公表する構想の素案で記念塔について「安全確保や将来世代の負担軽減の観点から、解体もやむを得ない」「維持コストにも配慮したモニュメントを配置」と明記する。

 あくまでも「素案」なのですが、かくして独り歩きするのですなあ。

 注:本年4月、北海道環境生活部文化・スポーツ局文化振興課調整グループへの電話照会による。道新青葉中央販売所だより4月5日号「厚別ブラ歩き」#7参照。
 本日、あらためて同グループの担当者に問い合わせたところ、来週「素案」を議会に報告するとのことであった。現時点で、「解体」の「方針」を「決定」してはいない。 
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Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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