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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2018/01/03

北海道の近代化とは何であったか

 昨年12月30日ブログで、JR北海道の車内誌本年1月号に私が語ったことを記しました。メディアの取材を受けたり人前で何かをしゃべったりすることはさほど多くはないのですが、それゆえにか、たまにそういう機会があると緊張します。限られた紙幅や時間で、自分の真意をどれだけ正確に伝えられるか。そもそも間違ったことを言ってないか。根が小心者で、いつもびくびくしています。ならば、そんな精神衛生に良くない環境に自分を追い込まなくてもよかろう。というと、そうでもありません。経験的な実感でいうならば、こういう緊張関係がゆえに自分の認識や知見が試され、試されることで深まり、深まることで悦びや快感が弥増すからです。

 今回私が話した中に「明治維新後、北海道は日本の近代化のモデルとして開発が進みました」というひとことがあります。我ながら大きく出たものです。
 「その根拠となる史実を、具体的に例示して述べよ」と自問したとき、私はどれだけ答えられるでしょうか。とりあえず端的に羅列するとしたら…。
 ①欧米式農業の導入・普及
  酪農畜産、大規模経営
 ②鉄道交通・港湾等の土木技術
  幌内鉄道、小樽築港 
 ③高等教育・人材育成
  札幌農学校
 ④資源開発
  地質調査、炭田開発
 ⑤生活様式の改良
  積雪寒冷地仕様の追求

 小論文的には、前提として「そもそも、近代化とは何か、何であったか」に触れる必要がありましょう。言い換えるならば、欧米をモデルとした資本主義的な生産様式と、その上に成り立つ社会のあり方でしょうか。
 近代化には当然、“光と影”の両側面があります。しかし、前述の「明治維新後、北海道は日本の近代化のモデルとして開発が進みました」の一文からは、自分で言うのも何ですが、“光”の部分しか見えてない印象を受けます。自問に自答した①~⑤の史実に、どこまで“影”を見ているか。
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keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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