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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2016/07/30

北大 学術交流会館 半世紀前へのオマージュ

 北大構内のウォーキングツアーといえば、農学部や旧理学部本館、第二農場などが定番でしょう。札幌建築鑑賞会の今秋の「大人の遠足」では、南キャンパスすなわち旧理学部本館(現総合博物館)以南を歩きます。やはり明治~昭和戦前期の近代建築が見どころになりますが、そこは当会のこととて、通常は見逃しがちな物件も対象に加えたいと思います。

 たとえば、この建物。
北大 学術交流会館
 正門近くに建つ学術交流会館です。
 先日Ⅰ先生から、太田實(歴史的人物なので呼び捨てで構わないでしょう)の最後期作と聞きました。1985(昭和60)年築。
 Ⅰ先生曰く「向かいにある旧予科教室(現大学本部)を意識し、先人への敬意を表現している」と。

 向かいの建物がどんなかというと…。
北大 旧予科教室
 1935(昭和10)年築。
 私は気づきませんでしたが、Ⅰ先生に言われて比べてみて、あらためて冒頭の建物を見ると、確かにオマージュが伝わってきます。どこがどうオマージュなのかは、今秋の行事のお楽しみに残しておきましょう。
 
 ところで、本部の建物は工事のために塀で囲われています。西側の一部が解体されていました。Ⅰ先生によると、解体されたのは1936(昭和11)年増築の部分だそうです。1935年の本体の方はどうなるのだろう。札幌に数少なくなった戦前期モダニズム建築であり、予科時代の遺構としても貴重(唯一?)なので、遺してほしいものですが。

 本部の正面入り口です。
北大 本部 正面入り口
 テラコッタで設えられた大アーチが特徴的です。工事の囲いのため今はこの位置まで近づけませんので、以前に撮ったものを載せておきます。
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keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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