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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 新型冠状病毒退散祈願

2016/07/29

北大のコルビュジェ

 先日、道内の旅行案内の記事が新聞に載ってました。
 その中に某旅行代理店が主催する「北海道大学ウォーキング日帰り」というツアーがありました。「専門ガイドの案内付きで歩く」「昼食はな○万の弁当を用意」で、大人一人3,980円。
 な○万の弁当付きとはいえ、3,980円か。北大構内の徒歩ツアーで、4,000円近く取るんだ…。
 想い起せば24年前、1992年に札幌建築鑑賞会で北大構内を歩く行事を催しました。そのときの参加費が1,200円でした。当会では昼食は付けてません。営利企業が採算を取るためには、上述の昼食付き3,980円は妥当な線か。
 
 当会の当時の資料を振り返ると、雨の中を124名!が正門から第二農場まで歩きました。120余名とは、思えば無茶なことをしたものです。大学には迷惑をかけたし、参加者も大変だったと思います。当時はまだ、いまほどキャンパスツアーが盛んではありませんでした。もしかしたら、このツアーがこんにちの先鞭を付けたのかもしれません。手前味噌ながら、市内で四半世紀もウォーキングツアーを催す当会は‘老舗’の部類でしょう。
 当会の最近の「大人の遠足」の参加費は一人500円です。今秋の北大ツアーも、その予定です。配布資料やガイドの中味からすると、かなり‘お値打ち’もの(末注①)だと思います。次回も当会ならではの妙味を込めたいと目論んでいます。

 その北大の、教養部校舎です。
北大 教養部 ブリーズソレイユ
 今はもっと長ったらしい正式名称らしいですが、ともかくも‘教養’です。
 今秋のツアーではここまで歩かないのですが、先日Ⅰ先生のところへ伺ったときに、「教養の建物も、見ごたえがある」と聞き、あらためて見直してみました。
 
 この校舎の古い写真を見せてもらうと、もっと特徴がハッキリしていました。側面の1階入口がピロティになっているのです。そして、この2階と3階(末注②)。
 私「これは、コルビュジェじゃあないですか」
 Ⅰ先生「そうなんです。コルビュジェなんですよ」

 もちろん、コルビュジェは先般ニュースで報じられているとおり、我が国には一つしかありませんので、モノの譬えです。20世紀の建築巨匠はかくも影響力があったのですなあ。伝播波及という眼で世界遺産を見るのも面白い。
 
 注①:私の郷里の商売用語らしい。英語のreasonable priceの語感に近いか。
 注②:Ⅰ先生から、ブリーズソレイユと教わった。原義は日除け。
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keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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