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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2016/07/09

上野幌 Sさん旧宅② デンマーク直伝のクッキー

 上野幌にあった宇納牧場の昭和戦前期の風景です。
昭和戦前期 宇納牧場
 宇納牧場の「宇納」というのは、宇都宮仙太郎の苗字の「宇」と、その女婿・出納陽一の苗字の「納」をとったものです。この写真は以前に出納の三女にあたるSさんから見せていただきました。左方に、出納宅の腰折れ屋根(昨日ブログ参照)が写っています。厚別に古くからお住まいの方には、Sさん宅の大きかったことは語り伝えだったようです。

 出納家の姉妹、右側がSさんです。
昭和戦前期  出納宅 Sさん
 後ろに写る食器戸棚が立派なこと。

 2002年に旧出納宅で写生会をしたとき、Sさんにもお越しいただき、当時のお話をお聴きしました。
出納家 家伝のクッキー
 幼少の頃、この住宅でお母上から習ったというクッキーも作ってきてくださいまして、賞味させていただきました。これもデンマーク仕込みです。Sさんにレシピをきちんとうかがっておけばよかったと悔やまれます。

 思いついて、図書館でSさんのご著書をひもといてみました。
 Sさんは長らく料理教室の講師をされていて、『わたしの料理』1986年という本を著しています。その中に「ウォールナッツクッキー」が紹介されていました。どうも、これが近いようです。以下、引用します。
■作り方
①ボールにバターを入れ、クリーム状にして砂糖をふるい入れ、よくすり混ぜます。
②卵を割りいれ、よく混ぜ合わせた後、シナモンとひとつまみの塩を入れます。
③小麦粉を入れ大きく混ぜながら、生地をまとめて冷蔵庫に入れ、しばらく冷やします。
④糊のきいた大きめのふきんの上で冷えたクッキー生地を平らに薄くのし、カッターで抜いてオーブンバットに並べます。くるみを上面にのせて、つや出しの卵を塗り、オーブンに入れて170度で10分くらい焼きます。
■メモ
 くるみは湯むきにして皮をむくこともありますが、ここでは皮つきのまま切って使います。
■材料
 薄力粉…250g
 バター…140g (ショートニング、マーガリン)
 砂糖…100g 卵…1個 塩…適宜 牛乳…適宜 シナモン…小さじ1/2 グローブ…小さじ1/5 くるみ…30g
 つや出し液…全卵半個分または卵黄1個分+水小さじ1 手粉…適宜

 Sさんは、雪印乳業のことを憂えておられました。Sさんの祖父や父が育てた会社です。我が子を愛しむように「雪」と呼んでました。クッキーも、雪のバターを使って作ってこられました。バターは同じ製品でも、一つ一つ味が違うとおっしゃっていたのが私の記憶に残っています。
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keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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