FC2ブログ

札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 新型冠状病毒退散祈願

2016/07/02

南7、8条西4丁目の‘断層’

 雨の中、「鴨々川ウォーキングツアー」が催されました。
鴨々川ウォーキングツアー2016
 主催した札幌市河川事業課によると、定員15名のところ、約100名の応募があったそうです。こういう‘街中ツアー’が人気なんですねえ。
 スタートしたころから小雨模様だったのですが、高い抽選倍率の中で迎えたせっかくの機会です。中止しても再開催は困難のため、敢行しました。登山などではこういう気持ちが遭難につながりますが、街中ウォーキングはその点、気楽です。全員が最後まで歩きました。皆さん、ありがとうございました。
 最終地点辺りで雨が小やみになったのは、「大人の遠足」一回目のとき(6月17日ブログ参照)とは逆です。まあそれでも、このあとまた、ざあざあ降りになりましたので、運が良かったほうだと思いましょう。

 ツアーで歩いたコースからは外れるのですが、近くで気になった箇所があります。
南7、8条西4丁目の‘断層’ 
 中央区南7、8条西4丁目です。
 地番図を見ていただくと判りますが、条丁目の区画の中がナナメに地割されています。まるで断層が走っているようなナナメ感です。

 以下の図は、2002年ゼンリン住宅地図から南7、8条西4丁目をトレースしたものです。
南7、8条西4丁目 ナナメの痕跡
 ナナメの地割に面している建物や駐車場をピックアップして載せましたが、平面が不整形だったり、配置が道路に対して平行していなかったりしています。明らかに、ナナメの地割が尾を引いているとしか思えません。


 実はこれ、5月に札幌市河川事業課のAさんらとウォーキングツアーの打合わせをしているとき、話題になりました。ツアーのコースからは外れていたので、深入りはしなかったのですが、その後もずっと気になっていました。

 ツアーも無事終わったので、この疑問を探ることにしました。
 例によって、古地図でどうなっているか、調べてみました。
昭和3年地図 南7、8条西4丁目
 1928(昭和3)年「最新調査札幌明細案内図」からの抜粋です。
 やはり、地割が断層状態を醸し出しています。
 この地割のナナメ線を南(図の下方)へ延ばしていくと、道路にぶつかります。図の赤い矢印の先です。この道路も、周辺を通る他の主要な道路と比べると、ナナメっています。
 してみると、ナナメの地割は、南側の道路の延長線上にまっすぐ引かれたものか?
 古地図をさらにたどると、そうともいいきれないことが判ってきました。地割のナナメのほうが南側の道路よりも古くからのものらしいのです。(続く)
スポンサーサイト



ホーム

Home

 

プロフィール

keystonesapporo

Author:keystonesapporo
1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

カレンダー

06 | 2016/07 | 08
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

最新記事

最新コメント

カテゴリ

閲覧者数(2015.9.4からカウント)

検索フォーム

ランキング

↑ クリックすると、ランキングが見れます。

月別アーカイブ

管理画面

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

最新トラックバック