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札幌時空逍遥

札幌の街を、時間・空間・人間的に楽しんでいます。 胆振東部地震お見舞い

2016/09/30

ツホコマナイ①

 8月24日ブログhttp://keystonesapporo.blog.fc2.com/blog-entry-763.htmlで、鴨々川の今は亡き支流のことを記しました。

 下図の青色破線でなぞったのが、その支流です。  
鴨々川 支流 古地図 201505
 原図は「札幌全区地番明細連絡図」1912(明治45)年から抜粋しました(2015.5.12ブログ掲載済み)。

 9月22日に催された「創成川・鴨々川 川めぐりウォーキング」で、ガイドのFさん(札幌市博物館活動センター学芸員)から、この川が「ツポコマナイ」かもしれないというお話がありました。
 ツポ(ホ)コマナイは、山田秀三先生が『札幌のアイヌ地名を尋ねて』1965年で言及している川です(pp.28-30)。語釈は「走り尾根の・下・にある・川」。先生は、その尾根というのは「軍艦岬」のことであるとし、ツホコマナイは「上山鼻川」と推測しています。
 現在「上山鼻川」という川はありません(「札幌市河川網図」2012年で確認)。同書で先生が描いた地図に照らすと、現在の「山鼻川」がこれに当たります。

 河川網図で確認しておきます(方位は2時の方向がほぼ北)。
河川網図
 薄い青でなぞったのが山鼻川です。濃い青が鴨々川、破線は今は亡きその支流です。

 山鼻川は藻岩山南斜面の沢からミナモトを発して、軍艦岬を巻いて北流し、南28条で豊平川に合流します。かたや鴨々川の支流は現在の札幌南高校あたりがミナモトのようで、中島公園白鶴橋近くで鴨々川に合流します。
 さて、ツホコマナイはどの川か?
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1991年から札幌建築鑑賞会を続けてきました。
逍遥する時空:札幌、歴史、地形図、地理、地誌、地名、地形、地質、軟石、石蔵、硬石、採掘場、煉瓦、サイロ、腰折れ屋根、地神碑、墓地、旧河道、暗渠、メム、古道、微地形、高低差、クランク、境界、橋、歩道橋、電柱、バス停、踏切、古レール、神社の玉垣、小祠、二宮金次郎、戦跡、古い樹、河川網図、都市計画図、住宅地図……

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